理論武装は年代の壁を超える

キャリアアップ術

一般的にはよく理屈を捏ねる人を煙たがれれるケースがほとんどだが、技術者にとっては理屈こそ武器になる。それは、必ず説明を求められるからだ。なぜこの場所なのか?なぜこの形なのか?なぜこの厚みなのか・・・だからこそ、理論武装しないと、相手に勝てないし、相手を説得できないのである。この理論武装を使うメリットについて語ろうと思う。

 

理論武装とは?技術職のメリットがここにある

私はある上司にこう言われた経験がある。「過去の偉人が生み出した計算式を使えば、誰も文句は言わない」
 
われわれ設計者がものを設計するときになくてはならないものこそが、”計算”である。
 
なぜ、この板厚なのか
なぜ、このボルトサイズなのか
なぜ、この形状なのか
なぜ、この結果が正しいのか
なぜ、この計算式を使うのか
 
設計者にとって意味のないものは何一つないように、物事にはすべて意味が有る。なぜこの場所で、なぜこの形状のものを付けるのか、そして、なぜこの太さなのか。あらゆるものに対して、理由が求められるのである。
 
この”理由”を求められた時に有効な証明手段として、”計算式”があるのだと私は考える。

 

こういった設計意図を聞かれた時に、より相手を説得できる手法として”計算式”が使われるのだ。
 
例えば、45歳の中堅管理職の上司があなたにこう尋ねたとする。「○○さん、なぜここはこの板厚なのかね?」「私の経験上、もう少し板厚を薄くできると思うのだが。」
 
こういった問いは、設計の検図と呼ばれる最終段階においては、誰しもが経験する光景ではないだろうか。この問いに対して、若手社員であるあなたはどう答えるだろうか?
 
「荷重を〇kgと想定し、たわみの計算をしたところ、たわみ量が0.1mm以内だったので、この板厚で十分と判断しました」
 
「計算過程とこれに使った計算式はこちらです」
 
このような回答をすれば、上司はどういった反応を示すだろう。
 
あなたが十分検討した上で板厚を決めていることを理解してもらえるし、仮に計算結果を出しても、やはり上司の言うとおりという流れでもそれに従えばいい。その時点で責任は上司に任せられるのである。

 

つまり、こういった計算式で決められた理由がちゃんと残っていれば、年齢差に関係なく、話は進んでいくのである。相手が45歳だろうと、50歳だろうと、60歳だろうと、若手であるわれわれはこの計算式ひとつで対等に技術的な話ができるということである。技術職を選択したわれわれは、それだけ威力のある武器を”皆対等”に持っているのである。

 

 

技術職において理論武装は異業種でも通じる

私はこの”理論武装”できる職種は、転職においてもっとも効果を発揮できる武器だと考えている。それは、設計の対象とするものの形は違っても、その過程で使われる計算式は変わらないからだ。商品の形が違っても、過去の偉人が生み出した計算式は変わることはない。

 

なので、一度複雑な計算式でも、そのとき、そのときで頑張って理解してしまえば、次に必要な時にはさっと使えて、設計のスピードが早まるのである。肝心なことは、今使っている計算式を間違いなく自信を持って、相手に言い切れるまで使いこなしているかどうかなのである。
 
それさえクリアできていれば、あとは、多少新しい計算式が必要になっても、それだけを補えばいいのである。そういった意味で、技術職は”異業種”でも十分通じる職種だと私は考えている。
 
 
もしあなたが転職を考えているなら、こういったエンジニアのことを深く理解してくれる担当者がいれば鬼に金棒になる。転職するときは転職エージェントに相談してみることをおすすめする。彼らはエンジニアのことを深く理解してくれて、より良い条件であなたの希望を叶えるべく手伝ってくれるからだ。下記に紹介する転職エージェントならエンジニアの転職に特化した会社なので、活用して損はないだろう。
 


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