技術者が転職会社を選ぶ時にチェックしておきたいポイントとは!?

転職準備

エンジニアが転職を考え次の企業を選ぶときに何を見て決めるのでしょうか?簡単に言ってしまえば、前職よりもお給料が良くてやりがいのある条件となってしまうのでしょうが、転職したあとに後悔してしまうケースが増えています。確かにお給料は上がったけど海外転勤を余儀なくされてしまうとか、自分の業績を正しく評価されずやる気をなくしてしまうなどがあります。そうならないためにも、自分の希望条件を満たすためには、実際のところ求人情報や事前の面接でどこに着目すべきなのか詳しく解説していきます。

 

私は当時、転職先を選ぶ基準のプライオリティーとしては、やはり『お給料』が1番重視する点でした。『やりがい』は二の次でしたね。中には『他人から必要とされる』ことを優先されている先輩もいました。その方は、お給料は二の次とおっしゃっていました。人によって求めるものは当然違ってきますし、置かれる立場や環境によっても求める条件は異なると思います。そこで今回は、条件となるプライオリティーはご自身で判断していただき、【何を】に着目して解説していきます。調べてみると意外とこの何をに種類があることに気づかされました。これまでお世話になった先輩や知り合いのエンジニアの生の声をまとめています。いろんな人の【何を】を知ることで、ひょっとするとあなたのプライオリティーも変わるかもしれませんね。

 

arrow_blueスキルを身に付けられる会社なのかが鍵(38歳:先輩エンジニア)
まずは、スキルを身に付けられる会社なのかどうかを考えます。いくら待遇が良くてもスキルアップできないような会社では、その後のキャリアプランに支障が出ます。技術者は転職を繰り返すことも多いので、入社した会社に定年までいるというのは少ない事例です。ですから、ある程度のキャリアを積んでいないとその後に安定した職を手にすることができないということになります。技術者がスキルアップにこだわるのはそのためであり、会社の制度が充実していてスキルアップできるような機会をたくさん設けている場合にはかなり印象が良くなります。

 

スキルを身につけた後は、転職先を選ぶのも楽になります。企業側が提示してきた条件をクリアできる可能性が高くなり、選択肢も広がります。ですから、無事入社できたとしてもそこで安心せずに常に新しいことを吸収しようという意識が必要であり、日々の努力が待遇面にも結びついていきます。技術者はそれを十分に分かっていますので、スキルアップの面にも力を入れている企業に入りたいと考えます。

 

arrow_blue前職よりもお給料アップは必須条件(25歳:後輩エンジニア)
技術力の要る仕事をしている場合には評価イコール待遇ですので、良い待遇で迎えられるということはそれだけ高く評価されていることを意味します。評価されれば仕事を頑張ろうというモチベーションにもつながりますので、評価はやはり大事です。転職先を選ぶ時にはあらかじめ条件面を確認して、自分の技術力に見合った待遇が得られるかを見ます。その際、自分の市場価値を冷静に判断できないと求める待遇が適正なのかを判断することができませんので、まずは市場価値を確認することも大切です。

 

持っているスキルやそれまで培ってきた経験がどのように評価されるかは会社によっても異なりますので、自分に合った会社探しをすることも大切です。技術者は転職を繰り返すたびに待遇がアップしていくケースがとても多いのですが、それはスキルもアップしていっているからです。スキルが身についた分だけ待遇に反映されますので、日々勉強が必要な仕事でもあります。一度覚えたらずっと継続できるような仕事と比べると大変ですが、その分やりがいを感じる人も多いようです。

 

※私の前職はやりがいはあったのですがハードルが常に高く休まる時がなくて、それでいてお給料が低すぎたので転職を考えました。ただ、今は逆にお給料が良くて仕事のハードルは低い感じです。それでよかったと思っていますが、評価イコール待遇では無い状況です。言わば、評価というものが形だけのものであり、実際は年功序列だということです。そうなると、毎日が疑問の毎日でして、周りもこういう風潮になれているせいか、いかに自分が楽をして過ごすかを考えるようになっています。エンジニアという職種は、いかに自分で難しいことにチャレンジしそれを達成することで満足感を味わい、同時に会社に評価され必要とされることで毎日充実した日々を送れるものだと今改めて感じています。そういった私の反省点を踏まえて、お給料を優先させるかやりがいを優先させるかは十分検討したほうが良さそうです。もしくは、面接の段階でどういった評価制度とっているのかを確認しておくと良いと思います。

 

arrow_blue自分のやりたいことがすべて(30代:知り合いのエンジニア)
いくら給料が高くても仕事に興味を持てなくて意欲がわいてこなければ続けるのが難しくなります。理想的なのは、それまで培ってきた経験やスキルを活かすことができて自分にやりたい事ができる仕事であり、待遇面に多少の不満があっても続けたいと思えるようなレベルなら意欲はなくならないはずです。やりがいのある仕事探しというのは実は意外と難しく、具体的に自分がどのようなものを求めているのかが分からない場合には待遇面で判断しがちです。しかし、実際にはやりがいはやはり仕事の内容で決まることが多く、長年続けていても学べる部分が残っていたり、仕事をすればするほど新しい発見ができる場合に感じることができます。

 

ですから、今までにない位の高待遇を提示されたとしても、仕事内容に不満があって興味を持てないという場合には一度立ち止まって考えてみる必要があります。技術力があれば次を探すのは難しくないかもしれませんが、短期間でまた別の会社を探すにはとても労力の要ることですし、効率も悪くなります。

 

arrow_blue将来性のある企業かどうか(20代 上場企業勤務エンジニア)
自分が続ける意志を持っていたとしても会社の業績不振で続けられなくなる可能性もありますので、まずは安定した業績を残していて将来性がある企業なのかかをチェックしなければならないと思います。業績に関することは業界の流れを把握しなければ分かりませんので、業界の流れをチェックすることも必要です。これから人材を多く必要とするような業界なら仕事が減ることもありませんし、今後人材が余っていくような業界なら人材も余り始めてリストラが行われるかもしれません。そのような部分にまで目を向けて会社が長く続くかを判断することが重要ですので、リサーチ力と判断力が必要になります。ただ、こういった業界の流れやリストラが行われている会社なのかどうかは一般人ではなかなか手に入りづらい情報になります。できれば、企業とコネクションを持つ転職会社にお願いし、教えてもらうとベストです。

 

また、個人的な問題で長く続けられないケースもあります。たとえば、転勤が多い仕事でどうしても現在住んでいる場所から離れられないというケースでは、転勤が決まったと同時に続けるのが不可能になります。このようなケースでは転勤が多いことをあらかじめ把握しているわけですから、こうなることは予想できたはずです。その上で入社を決めたのは個人の意思ですので、環境のせいにはできませんね。ですから、個々の状況に合わせて選ぶことが大切であり、求人情報を見る時には詳細までチェックしなければなりません。

 

arrow_blue満足度は数値化できる(30代前半 転職志望エンジニア)
前職と比べて環境や条件が落ちたと感じる場合には、転職自体が失敗だったと感じてしまいます。最初からそう感じてしまったらやる気も起きませんので、仕事に対する取り組み方にも影響が及んでしまいます。誰でも求人情報を見る時には待遇面や会社の概要をチェックしますが、前職と比較することも忘れずに行いたいところです。比較をすることで良い面と悪い面を正確に把握することができ、客観的な判断を下せます。特に前職に問題や不満がなくてスキルアップのために次の職探しを行う場合には注意が必要です。

 

例えば、年収、手当、通勤時間、残業時間、仕事の難易度、人間関係、上司の人物像、年間休日、土日の勤務、出張手当、会社行事などを比較してみて下さい。わからない部分は仕方ありませんが、わかる範囲でまとめてみます。すべてにおいて上を行くわけではないと思います。(できれば転職エージェントに情報をもらうと便利です。)ここは良くても、あそこは悪いといった感じになると思います。そこで、自分が転職を決めたプライオリティと見比べた時にそれに準じた結果になっているのかを確認するのです。もし、自分のプライオリティが次の会社に入社して働いてみないとわからないことであれば、面接のときにそれとなく聞いてみることも重要です。要は、多少悪い部分が見つかってもあとで納得できるかどうかが重要なのです。

 

今の会社で不満がないということはそれだけ良い環境に身を置いていた証拠ですので、新しい仕事先で環境が変わって問題が発生したらモチベーションのダウンにつながることは見えています。一度モチベーションがダウンしてしまうと、そこから上げていくのは至難の業です。転職したあとでモチベがダウンしないためにも、転職前にしっかりと自分を分析し、条件に見合った企業を探すとともにモチベがさがらない要因をできるだけ情報収集をしながら潰していくことが大事だと思います。

 

技術者は、正しい手順で転職を繰り返していけば、少しずつ自分の理想に近づけることができます。そのためにも選ぶ時にはポイントをしっかりと押さえて正しい判断をしなければなりませんし、その時のために日々スキルを磨かなければなりません。良い待遇が得られることが多い反面、スキルがストップしてしまうと流れに置いていかれてしまうので常に努力が必要な仕事でもあります。しかし、自分がやったことがそのまま待遇となって現れますのでやりがいを感じやすいですし、モチベーションさえ保てればいつまでも成長できます。そのためにも会社の評価システムはしっかりと把握しておくとベストですね。
 

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