【エンジニアの転職】転職の失敗を防ぐには

転職準備

大切なのは「転職して何をしたいのか」を決めることです。それができれば成功、できなければ失敗する。すなわち、「やりたいこと」が決まらないうちは転職をしない方がよさそうです。仕事を大切に、転職は慎重にです。

 
 
point 転職の目的とは何かを考えてみよう
転職動機の代表的なものといえば、「今までにない仕事のやりがいを得たい」や「能力を発揮してスキルアップを図りたい」、「収入を上げたい(適正な評価をしてほしい)」の3つだと思います。これ以外もあると思いますが、まずは転職の目的を考えることが大切です。○○が嫌だで終わらず、それならばどうしたらそれが解消されるのか、転職すればそれが解消されるのかまで答えを出してください。その答えが見つからなければただの負け犬で終わってしまいます。

 
<具体例 37歳 男性>
毎日夜遅くまで残業が続き、仕事量に対するサラリーの低さに不満と疑問を抱えていました。自分の不満が正しい主張なのか、転職すれば解消できるものなのかを確認するために、まずは調査をはじめました。サラリーが低いかどうかは社内にいただけではまず判断がつかないものです。外部と比較してはじめてわかるものです。社内だけの情報で判断しようとすると、言いくるめられておしまいです。なので、組合に加盟している他の企業情報や社内の年代別年収の推移などを調べました。
 
私は運良く、組合の執行部に所属していたので、年収情報などはすぐに分かりました。また、外部の情報はある程度入手できたので、総合評価した結果、自分の不満が確信へと変わりました。自分の不満は確かなことで、あとは自分の条件の見合う転職先を見つければ良いわけですが、1つ注意したことは、今の職場の悪口は絶対に言わないことでした。今の自分を育ててくれたのは、今の職場なので、そのことは感謝を忘れずにいました。当然、次の職種も同職種を選びました。自分が今の職場を離れたいという思う理由は、今の仕事が嫌だという理由ではないので、年老いた両親の介護を理由としました。

 
point 転職先の企業にも伝わってしまう「目的のない転職」
志望動機があいまいなままで転職活動をしたとします。すると、自分のスキルが見極められないので、企業に経験やスキルを明確に伝えられません。また、ここで仕事をしたいという熱意や意気込みが希薄なので、企業はその姿勢に疑問を持ちます。仮に入社できたとしても、また数年後に同じ理由で転職を考えるかもしれません。これは本当のニーズを把握していなかったために、問題が解決せず先送りになっているからです。

 
<具体例 37歳 男性>
転職する理由が自分の中ではっきりとしたとき、あとは行動するのみとなるわけですが、その前に、自分分析は欠かせない作業となります。それは次の勤め先とコンタクトを取る前に自分の主張やアピールポイントなどを整理しないと、相手に説明ができないからです。そこで、自分のこれまで経験してきたことを時系列でまとめて、自分が成果を上げてきたことや失敗したこと、どんなことが得意なのかなど整理してみました。そうすることで、自分の「売り」が改めて認識できて、逆に弱点などがわかります。弱点は表に出さないほうがいいように思いますが、面接などでは、それをあえてさらけ出すことで信頼を持ってもらいます。採用が決まればいずれ分かることでもありますので、私は正直に伝えました。

 
 
point 自己分析シートの活用
希望に優先順位を付ける自己分析シートを使って、「譲れない条件」や「妥協できる条件」などを書き出してみましょう。譲れないのは待遇、業界、勤務地、仕事内容なのか、またその中でも一番こだわるのは何かなど、優先順位をきちんと付けて自己分析を徹底すれば、転職先として希望する具体的なイメージが出来上がってきます。

 
<具体例 37歳 男性>
自己分析ができれば、さっそく自分の条件に見合う会社を探します。このときも希望の優先順位を付けることが重要となります。優先順位を書き出してみることで無駄のない調査になるのです。私の場合、1つ目に「年収アップ」、2つ目に「通勤時間が短い」、3つ目に「中小以上の規模」としました。1と2は絶対条件で、3はベターといった感じでしょうか。ここまでビジョンをはっきりさせたことで迷いのない企業探しができたと思います。

 
 
転職活動以前の前準備に近いところがありますが、この部分を疎かにしてしまうと、頭の中で整理がされず面接でうまくいかない傾向になります。
 
逆に、しっかり自分の意見をまとめれば、実際の面接などでも相手に自分の伝えたいことがブレることなく、矛盾なく伝えることができるのです。具体例を参考に、自分はどうなのかをしっかり整理するようにしてください。

 
 

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